【雑記】Flowとかロズとか

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Flow観た

アカデミー賞で長編アニメーション賞を取ったFlowを観ました。賞を勝ち取ったこととか、ビジュアル的に猫ちゃんちゃんなので案の定人も多かったです
なんかこう賞を取られてしまった(自分は一切努力していないのに)という感じで観てしまった感じはあります。
賞を取ったという感じではロズよりもリミテッドな描画で(しかもBlenderを使用している)セリフも基本動物の鳴き声のみでどことなく感覚に訴えかけるような演出が入ったりするので映画体験としては不思議な雰囲気な映画でした。
ストーリーというかテーマが文字通りFlow(浮かぶ)で冒険の要素として必要になるのが船であり、浮かんで運ばれる存在であるし、黒猫もときには泳いで浮遊しているような演出があり、スピリチュアル的な演出で浮かぶような演出があったりとタイトルに忠実だなーと思いました。
どことなく船に浮かんで運ばれるというのも、流れに身を任せて冒険することの無力感も同時に存在するのかなと思いました。
映画としてロジカルな脚本力があるかと言われるとそうではなくてどちらかというとスピリチュアルなものに訴えかけるような感じはしました。そういうのがあってゴールデングローブ賞とかアカデミー賞取ることになったのかなー。。

ともあれFlowはFlowでいい作品だと思うので観てほしいです。90分くらいだったのかな?

個人的にはカピバラが気に入った。カピバラは黒猫と共にしていた初期メンなので、「お前だけは死ぬな!!!!」と願っていました

ロズ(10回目)

10回目の鑑賞。自分は日本語のスッと入りやすいセリフまわしとかも含めて吹替版が好きです。ただロズのロボットの目線であるかそうでないかの境界が吹替版だと曖昧な感じではある。
ポストにも書かれているが、上映後に家族連れで男の子がロズの小さい人形(ゲーセンで取れるやつ)を持ってロズを鑑賞していたのが良かった。
「面白かったー」とか子どもの声も聞こえて良かったと思います。
もう時期的にドラえもんの映画がやっていたりと、競合する映画はいくらでもある中でロズを選んでいただいたことに感謝…。

あとFlowが流れる前に実写ヒクドラの予告が流れたのが良かった。もうあまりにもヒクドラすぎて何も言えねえって感じではあるが可能な限り予告を観ずに劇場に臨みたい。
今年は実写スティッチとヒクドラとロズと何かとクリス・サンダースに関連する作品が多いのが面白い。実写スティッチに関してはもう制作的にスティッチは関わっていないけど声としてはクリス・サンダース続投なのが笑える。


予約前に取ったスクショ。自分が最前列の席を取ったのですが、隣の席にも家族連れがいたりとほぼ満席状態だったのがすごく泣けてくる。これで2025/03/20上映終了なんですか!!!!????

作品について、吹雪を動物たちと越すシーンでロズが語るシーンの右横にパドラーが情に満ちた目つきをしているのが印象的だった。
ソーン兄貴が小屋にやってきたシーンで後ろにいるアライグマがそれを見て気絶するシーンがあったのにこの間気がついた。アライグマ、基本的に畜生のキャラだけど可愛いところはかわいい。

あとアートブックを読んだのですが、アートブックで涙流したのは初ですよ。
もう、色彩とかブラシの使い方とか本当に素晴らしいなって思う。近い内に同人で鳥類とか描く予定なのですがそのあたりで参考にしたいです。

あと余談ですが、映画祭でロズを見た日の夜に感想をボイスメモで録ったときの音声を聞いてみたところ、この時なりの心境を確かめられて色々と懐かしい気分になりました
ただ色々軸としてぶれていないのが賞レースで受賞できるか気にしつつも作品が受賞できることでドリワの今後の存続に繋がっていけるかもということはこのときから思っていたんだなってことが再確認できて良かったです はい

おまけ

唐突にロズのファンアートを貼るコーナーをします
ロズのスクショ見ながら描いたやつ。このあたりで季節が秋になって落ち葉が舞っているの、ええよな。。

ロズがガストとコラボしているのですかいらーくのキャラを模して描いたサンダーボルト先生

クビナガ 個人的に千葉繁さんの声がすごくハマってて好き。電脳コイルにもクビナガって名前の恐竜がいたけどクビナガって名前は死ぬ運命なのでしょうか

サンダーボルト先生 背景の描き方が好き

パドラーさん 視聴回数を重ねるたびに好きになってくる
もうね…彼の功績が大きいんですよ。ロズに木で作ったときに見せる彼の目つきがすごく情に満ちた感じの目になっていてそれだけで涙が出るし、お礼を言われてもしれっと帰っていく感じとかたまらないんですよね…。