10月になってる
このブログは月2更新が目標なのですが、9月は1回しか更新できなかった~~~週末にやること多すぎてブログ書く時間を割けなかった感じです。もっとハードル下げていかねば…!!
どこかにビューーンで新潟と山形行ってた
どこかにビューーンで新潟があたりました。どこかにビューーンについてはググってください。
その他の候補駅は長野駅、盛岡駅、赤湯駅、新潟駅で、個人的には未踏県の赤湯駅に当たれば(あと山形新幹線乗れれば)と思いましたが、新潟駅に。
当初は新潟駅周りの美術館巡りしようかなと思いましたが、どこかにビューーンのハッシュタグで日本海側に特急があることを知り、せっかくだからそれに乗ってみようということで新潟を経由地に酒田市や鶴岡を目指すことに。
山形新幹線は内陸側なのでこれはこれでいいかもしれない。
ちなみに新潟駅当たって佐渡島行く人もいるので、本当に時間や交通手段の使い方では無限大やなと思ってしまう。
新潟→酒田へ
とりあえず新潟まで2時間新幹線乗った後、更に2時間かけて酒田へ。到着頃には昼になっているので車内誌で紹介されていたトキモチーフの駅弁を食べた。
酒田駅に到着し、バスに乗って酒田市美術館に到着。道中に事故ってる車があったり、赤信号で前進しようとする車がいたりとなかなか見どころがあった。
特別展は木彫りの猫の展示だった。擬人化(本来の意味)された猫のリアル寄りだけど創作性のあるポーズをした猫の木彫りだった。制作過程をみると本当に木の幹から作っているのですごい。ロケーションも良くてバックの木々も含めて写真が撮れる展示だった
ちなみに個人的には特別展よりも過去の企画展のチラシが気になったりした。初めてつちだよしはる氏を知って、後日絵本をいくつか読んでみたがなかなか絵柄が好みだった。米農家を営むくまくんの帰りを稲作しながら待つきつねくんの純愛じみた絵本が良かったです。
人間と動物キャラが前説明もなしに仲良くできる世界観だったりするので非常にいい意味でファンタジーしてて良いと思います。
当時の企画展の値段とかいつにやったとかそういうのも含めて当時のチラシが持つ情報量の貴重さが伺えた。
酒田の駅前は今どきな図書館があって良かった。本を読む以外にも作業スペースみたいな感じっぽく使えそうだから家の近くにこういうのあったら…と思ってしまう。
ちなみにホテルは鶴岡に移動してスーパーで買った御当地っぽい弁当とかお惣菜にした。
酒田→新潟→長岡
翌日はまたいなほに乗り、新潟のバスセンターで名物のカレーを食べて長岡駅に在来線で行くという。バスセンターのカレーを食べてすぐに駅に戻って電車に乗るというなかなか過酷なスケジュールだった。
長岡では新潟県立近代美術館でおばけについての企画展を鑑賞し、常設展を鑑賞。
雨だったのもあってか人がいない中での館内の雰囲気が良かった
常設展ではクールベやピカソの絵もあったので、個人的には企画展よりかは常設展のほうで満足してしまった
美術館近くのモールで小腹を満たしては長岡駅近くのファミレスで食事して新幹線の帰りを待って帰った。帰りの新幹線が22時発だったのと、変更が効かないのでそれはどこかにビューーンのデメリットかもしれない。
おまけ
新潟のB級グルメのみかづきとフレンドを制覇した
フレンドではアイスクリームやコーヒーも売ってたけど気持ち割安だった
今回は行かなかったけどこちらもローカルチェーン系?マスコットがかわいい
フランケンシュタインを読んだ
そんな電車での長旅を今回は図書館で借りたフランケンシュタインが暇を潰してくれた。
原作フランケンシュタインあるあるでフランケンシュタインは科学者の名前で怪物の名前ではないという豆知識から脱却するためにきちんと読んでおこうと思いました。
もともとのイメージのせいか怪物がかなり知性を持った生き物で本を読んだりして学のあるタイプだが、見た目の気味悪さから終始忌避される存在として終わってしまう一報で、フランケンシュタインのほうが怪物を作り出した後に終始それを作り出してしまったことに苦悩するというその二人の心情を追う話だった。
怪物の最期がフランケンシュタインの死を知ったあと、自らも死ぬことを選び、フランケンシュタインを救った隊長に別れを言う辺りが潔い一方で切なさを感じてしまう話だった。
わかり合えない二人を中盤から描くので小説版を読むと怪物のほうに感情移入が湧いてしまうのかなあと思った。
ホウセンカを観た
オッドタクシーの監督が新作映画を作ったということで観に行きました!!
本編90分とちょうどいい長さの中でとことん前情報はあまり観ないようにしていたのですがいやーーーーーーーーーーーー良かったと思いました
後から思うと倫理観が歪んでいるな…?と思ってしまうところはあるけどその歪んだ価値観の中で繰り広げられる揺るぎない想いというのが伝わってきて明確な泣きどころのシーンが用意されているわけではないけど、気がついたら涙流しているような映画でした。
花火が爆発するシーンとか、一瞬を切り取ったかのような演出がところどころ挟み込まれて展開がいい意味で激しくないので落ち着いた感じで観られるのもいいかなと思いました。