【雑記】7月になってる

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ペーパーマリオRPGをクリアした

見出しの通りです。あまりこのサイトのほうでゲームの話はしないですが、ここ数年はなんだかんだゲームもやっているなーって印象。
元々、ゲームキューブで発売されていて当時からペーパーマリオRPGの情報は知っていましたが、マリオストーリー2ではなくペーパーマリオRPGというタイトルで売り出したということに対してのモヤッとした感じとか、おそらく当時はゼルダとかポケモンとかどう森のほうにハマっていたため、マリオのゲームに触れようという感じではなかったのかなーというのがあって、なんだかんだ触れなかったゲームの1つではあります。ただ、昔サイトで交流していた個人サイトのリンク先にゴンババのドット絵が使われたサイトがあったりで、ゲームのビジュアルについてはADSLの時代とはいえ見る機会がなんだかんだのかなと思います。
ちなみに今もそのサイトはあるけどR-18なサイトになっていた。そのサイトの訪問者ではなかったので当時は何を掲載していたのかは不明。。
そんななんとなくの忌避感を抱えつつニンダイでの発表を経て、フォロワーからの勧めもあり、プレイ…。プレイして即、マリオストーリーと時系列がつながっていることに衝撃が走り、その事実を知っていたら当時ゲームを買っていたのかなという感情も湧いてしまった。

ペーパーマリオRPG全般に対して思うこと

マリオストーリーとの比較にはなってしまうが、ストーリーとの差別化というのもあってか、初期の街がゴロツキタウンとかなり荒れている街であったり、仲間のビジュアルや設定が一捻りあったりとマリオストーリーの基本的なシステムは踏襲しているとはいえ、どことなく歪んでいる感じは強かった。マリオストーリーについては普段マリオストーリーでは敵のキャラが仲間になるというのもあってか結構素直な?経歴を持った方が多い印象であるが、ペーパーマリオRPGについてはストーリーが進むにつれ、設定に一癖も二癖もあり、年齢も性別もバラバラなメンツが集まっていて、システム上は出てこないものの、よくこのパーティで集団行動できるなという気持ちにはなってしまう。所詮マリオ経由で集まったメンツではあるからRPGあるあるかもしれないが気まずい感じにならないのかなと思ってしまう。

元々マリオストーリーをやっていたのもあり、当時ストーリーのときにはあまり思いつかなかった、戦闘ごとにバッヂを付け替えるというのもあってか今回はBP(バッヂポイント)を中心に上げまくるやり方で進めていた。

アートボードの存在


リメイク版ならではの要素ではあると思うが、ほしのかけらをステージごとにすべて回収するとアートボードを解禁できること。
コンセプトアートそのものが素晴らしいのはもちろんあるが、当時ネットがあったとはいえ今ほどアイデアの宝庫にはなっていないであろう環境下の中でクリエイターがどういうところからデザインの元やコンセプトをかき集めたのかなというのを感じてしまい、原石を見ることができたのがどこか嬉しく感じてしまう。
あくまでも2004年発売のゲームのため、開発時のスケッチが2002年や2003年だったので、当時自分が部活やらなんやらでのらりくらり生きていたときに開発者の人が溜めたアートがこの時代に見られるんだ…といった時間的な長さも相まってか妙に感動してしまうのもあるし、20年経っているため、当日の開発していた人は今でも何かしら活動をやっているのかなーといった気分になってしまった。

終盤

若干ネタバレでもあるが、ラスボスを倒し、マリオ達が家に帰るときに仲間の一人一人からセリフがあるが、個人的にグッときてしまったのがビビアンでした。セリフ自体はあまり覚えていないが、カゲ三人組の下っ端として扱われ、人権の無かった状態からマリオに出会って救われたという点でビビアン自身はあくまでもサブキャラの立場ではあるが、本人にとっては人生の転換期であったんだなというのをセリフから感じられ、それまでそこまで感情移入をしていなかったが最後の台詞のニュアンスから急に感情移入するようになってしまった。ビジュアルとか設定できにはバレルおじいちゃまが好みではあるが、設定の重さとか心情的にはビビアンが一番感情移入してしまう。
マリオ本人としてはあくまでも協力者という位置づけかもしれないが、人生が変わる大きなキッカケになっていたというのは映画とかでよく見るがそういうのが好きなのかもしれない。

おまけじっちゃま

化け猫あんずちゃん

2024年7月19日に映画化されたので観に行った。自分は原作を高校生か大学生時代に持っていて読んだことある身であった分、この時代に映画化されるのがただただ驚きである。かなりマイナーな漫画であると思っていたのでよくこの時代に映画化するなーって思ってしまった。

ただ内容は原作通りではなく、映画らしい起承転結があるので、原作履修に関わらず映画は映画ならではな波がって良かった。ただ後半に映画オリジナルキャラの女の子との絡みを軸に独自の展開が進んでいくが、原作履修済みだとそこの突飛な展開に違和感が出てしまうのはどうしてもあった。映画の前半にそういう匂わせの描写があったりしたら説得力があったかもしれないが、映画ならではな独特の雰囲気や流れを感じられたという意味では新鮮であった。

収録の方法が実写で撮ったものをアニメーションに書き起こす方法みたいで、音声がリアルの、ドラマで見たときのような光景に近いのでノイズのあるような感じが新鮮だしデフォルメされたアニメーションとなぜか妙にマッチしてしまうので、ある意味新鮮な映像体験であった。良くも悪くもどちらかというと実写畑なスタッフがアニメーションに携わっているのである意味それ故の新鮮さは感じた。
ちなみにドラマや映画でみるときの微かな食器の音とか咀嚼音がまんま入っているのでそこも音声で使うんだ…と思ってしまった。目を閉じると実写ドラマか?って思うくらいの音声っぷり

ただアニメーションとしての良さも凄まじく、背景の色使いについてはリアルに近しい色使いでありながらもファンタジーな差し色をところどころ使っていたりと一枚一枚が絵になるような背景が魅力的であった。

大学生のときの自分に「化け猫あんずちゃん」がアニメ化するよって言ったらどうなってたんだろう。グッズやパンフレットを買っていたのだろうか。
グッズコーナーみてあんずちゃんグッズがあることに妙に感動してしまったけど今は特にグッズを買おうという気にはならんのや・・・すまん

モンスターズ・ワークS2

5月に配信されたS2をようやく全話完走。
個人的にはS1はチュートリアルで、S2が本来やりたかったことを詰め込んできたなという感じではあった。もっというとモンスターズ・ワークS1、ユニバーシティ、インクの3作品の集大成がワークS2に詰め込まれた感じでありながらもタイラー・タスクモンのキャリアの描いており、正直この内容と構成ならモンスターズ・インク2として出したほうが良かったのではと思ってしまった。
インクの終盤の内容をあまり覚えていないが、笑いのエネルギーも社会的に承認を得られたわけではない中での時系列で1話と2話で笑いのエネルギーと絶叫のエネルギーが混ざると爆発が起きるような設定が終盤になって活かされる構成と、一見関係なさそうな野球の交流試合の話でタイラーの今後のキャリアを示唆するような展開が野球の試合を通して行われるのがテーマが一貫しており、脚本的にも優秀だなーと思った。
笑いのエネルギーのために子供にもモンスターが認知されるようになってしまうという展開もタイラーのキャリアに対しての苦悩を通して変化していくあたりがS2を観る上では見逃せないポイントであった。ちなみにS2最終話終盤は自然と涙がこぼれてしまった。
S2リリース後にランドールが出るという情報は耳にしていたが、個人的にはそれよりもインクシリーズの集大成のような構成に度肝を抜かれてしまったというのあります。頼むから見てくれ。日本にはモンスターズ・ワークの聖地があるんだぞ。すでに。

おまけ

昔描いてたランドール。今見返してもアニメ塗りでコントラストがよく取れているなって思います(自画自賛)