アカデミー賞とか最近みた作品とかロズとか

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アカデミー賞のこととか

アカデミー賞、ロズがアカデミー長編アニメーション賞取れなかったですね…!!いや、今年こそはいけるか…!?と思ったら対抗馬のFlowに賞を譲ることに…。いや、Flowも楽しみですけれど長年ドリワびいきとしては自分がドリワオタクやっている間にアカデミー賞取る瞬間を見てみたかった…!!

Flowはムビチケ買ったので来週観に行きます。はい。

その、賞レースという概念について自分のスタンスを話しておこうかなと思うのですが、こういうとロズというか作品を賞レースのものとして扱っている感はあるけれど、自分は賞レースの勝ち負けについては「この作品が優秀とか、劣っている」とかではなく賞を取ったアニメ映画については長編アニメーション映画においての突出した「尖り」とかの意味合いが強いのかなと思いたいです。
それについてはある程度水準を超えたアニメ映画の中での尖りであって、賞を取れなかった作品が劣っているわけではないと思っています。もっというと、アニメーションにおけるその年の「革命」みたいな位置づけの作品が決められるのかなと思います。
例を挙げるとスパイダーバースがアカデミー賞取ったのはいい例で、それまでリアル志向だったCG表現を一気に崩してリミテッドの領域で勝負し始めたのがまさしく「革命」かなと思っています。それからそれに影響されるようにロズや長ネコやバドガもそれの流れを受けるように表現技法をリアル志向にこだわらなくなってきたのである意味このリミテッドな手法についてはドリワの頑張りどころではあるかな…と思いたい。
そんなリミテッドの手法を思い切り活かしつつもストーリーを突き詰めたロズに勝ってほしかった…と思っています。
というのも作品作るにあたって継続して作品作りをするにしても賞を取ったという要素は決して無関係ではないでしょうし昨今でドリワ映画がだんだん外注するようになるのも今まで通りの作品作りではなくなるのかな…と思うと今後の作品のクオリティがどうなることやらって感じにはなるかなと思います。

次のドリワ作品で有力はのはシュレック5かな…頼みます…!

野生の島のロズ

ここ(立川)にな、120kg耐久ロズの宣伝物があったんじゃぞ

ようやく立川で鑑賞。立川のシネマシティは建物が2つって、かつて2019年に行ったときに極音上映で見たヒクドラ以来のシネマ・ツーでの鑑賞でした。
字幕での鑑賞でしたが、だんだん何言っているかわかるようになった。
賞レースのことも相まってか、最後のシーンで自分がいま見られているこの瞬間が貴重や…って思ったら余計に泣けてきた。
上映回数や時間が渋くなっているし、他の映画が上映している中でなんとか生き残ってほしい…と思います。

バドガのときに最終的にお台場のアクアシティがかなりロングラン上映してくれてなんだかんだ2ヶ月くらいは上映していたので今回もその旋風を見せてくれ…と思っています。

ちなみに今回気づいたのが、ロズが船から落ちてきたシーンの水辺にクチフリ(キラリを食おうとした魚)がいるので、「お前…いたのか!!」ってなりました
結構心配そうな顔していたのでその表情見ると彼?に対する評価がわかるかもしれない。

あとロズが吹雪の雪山か崖を登るシーンの左肩にサンダーボルト先生が止まっていたので今までよく見るシーンではあったけど視認性悪くて見逃していました。サンダーボルト先生だけ先に行っていたのかと思いました。

ロズが熊のソーン兄貴を連れてきたシーンで後ろにいるアライグマが熊をみて気絶するシーンがあるのを今になって気づきました。アライグマ、畜生すぎるけど時々かわいいやつはいる。

山火事や騒動が終わって島の動物がみんなを称賛を上げるシーンで熊のソーン兄貴のでかいお腹が揺れているように見えました。かわいい。

そんなわけでアートブックを買った。勉強代です。

ガストのタブレットのメニューにキラリがいるのを知った。一生その背景素材でお願いします

ウィンorルーズ

ピクサーオリジナルの短編アニメ。ソフトボールの決勝大会の夜とその一週間前をそれぞれ8人の人物別の視点で見る短編アニメ。1、2話みたときは「ああこういう形式ね?」と思ったら、3、4話の親子それぞれの視点で見え方がかなり変わり、3話でちゃらんぽらんな母親かなーと思ったら実はめっちゃ子ども思いだったというのが4話で判明するのでセットで見ると心打たれる作品でした。

毎週2話ずつ更新しているので、一気見というよりかは最新のを追ってじわじわ自分の感想とか考察を楽しんでいる感じが絶妙にあります。この記事書いている時点では6話まで配信しているのであと2話。さみしい。

結構謎なのがケヴィンという鶏の着ぐるみをしたやつで、実はすでに中身の人物が出ているんじゃないか?というのを考えてしまっている。その伏線みたいのが張られていないか気にして飛ばしながらも色々復習してしまった。

ということでファンアート描いてた。おそらくWinOrLoseのディレクターの人にいいね&リポストされたので勝利とします。ここでは自慢させてください!!!

ドラえもん

毎年恒例のドラえもん。絵をテーマにしているということもあり、色々と刺さってしまった。
元々画家志望だったのび太のパパの言葉が刺さってしまった。ただ、劇中ではそれについて言っていなかったのでそれを知っているか知らないかでかなり見方が変わるかなと思います。

毎年ながら伏線の張り方が凄まじく、脚本で求められるレベルもかなり上がっているんだろうなーと思う。

絵画に入れるという道具を活かしてOPの表現手法や序盤〜中盤の絵画の中に入ったときの背景美術がすごかった。もしかしたらこの独特な表現の背景で100分やるんですかと思ったらそうではなかった。
ちなみに作画的にも縦横無尽に動くシーンが用意されていたりと、絵の表現の広さを作画や表現手法で伝えようとするスタッフに心から尊敬したいです。

ウィキッド

オズの魔法使いやミュージカル履修していない状態で見たけど面白かったです。歌が。
予告編でみたときの映像がまんま来たので良くも悪くも予告編通りだなーと思ってしまった。
あまり自分が理解していなかったけど言葉を話す動物キャラがいたりするので、緩やかなハリポタな世界という例えになるかもしれない。

アノーラ

アカデミー作品賞を取ったアノーラを鑑賞。
作品としては面白かったけどなぜ賞を取ったかについてはよくわかっていない。
金持ちの息子と結婚!!と思ったら相手の親が厳しくて引き剥がされそうになり、結婚相手の父親が送り出した手先の人間に拘束され、しかも男は逃げるし、再会した場所が職場のストリップクラブで結婚を取り消しされるが…な話。
劇中のBGMが無いが、セリフやカメラワークでそれとなく言わんとしていることが伝わってくるのでそういう意味ではすごいなと思いました。
暴れる主人公の女を縛り上げた寡黙なアルメニア人の男が面白いなーと思ったらだんだんそいつのスポットライトが当たるし、終盤になって笑顔になってくるので、ある意味自分としては制作者の意図した通りにはめられたのかなと思います。

おまけ


国立極地研究所 南極・北極科学館に行きました。結構説明についてはガチなので終わった後に自分が理解しているかというとそうではなかったです。
ただ南極で血液が凍らないように血液に不凍ペプチドなる物質が入った魚がいるとのことについては色々と興奮しました。
そこまでして生きようと進化した生命の強さを感じてしまう。


これカモが詐欺師ってことですか?