【雑記】11月になってる

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アメリカ行ってた


旅行でワシントンDC行ってました。本当は博物館とか行く目的でしたが、色々と政治的な都合で行く予定だった博物館が臨時閉館に…。
個人的にはフォレスト・ガンプのワンシーンで出てくるワシントンのプールのところを見られたので良かったのと、泊まったホテルの周りが住宅街で他の都市とはまた違った雰囲気でホテル周辺が紅葉の雰囲気に包まれていたので秋の涼しさと紅葉に包まれた感じを感じられたのが良かったかなって。

代わりに行ったのがホロコースト博物館だったのですが、無料の代わりに見る内容が案の定重い。もちろんためにはなるけど個人的には博物館のキャッチコピーが答えを出すところではなく考えるところであるというキャッチコピーが響きました。
当時の収容所に連れて行かれた人々が乗った列車が乗っていたりとか、ベッドが展示されていたり、わずかながら当時の映像が見られたりと色々と考えるきっかけを与えてくれるような展示が惜しみなく展示されていましたし、戦争云々を感情で語る前に自分があまり知らないんだなあって気持ちにさせられるのでそういう意味ではキャッチコピーがすごく胸に響いたなあって思いました。

フィリップス・コレクションという美術館に代わりに行ったのですが、でかい邸宅を美術館にしたような内装でした。
個人的にはMorris Gravesという人の作品が個人的に良かった。鳥を写実的に描くのではなく、筆の勢いに任せて翼を描く表現に惹かれた。
美術館行って一点でも好きな作家見つけられたときがすごく嬉しい。


あとNYCに行ってジャズバーに行った。CD買いました。

スペイン村行ってた


ようやくグラン・ガラ・デ・オペラ観れたーーー。初見はパティオよりも曲がなーって思っていたけど、回数重ねるとだんだん歌が好きになっていて結局滞在中全公演観ていた。
個人的に今回挑戦的だなーって思ったのがやはりゲストの人が壇上に上がってソロで踊るところで、初見で観たときに踊ったゲストの出で立ちが素人らしくなくて、普通にキマっていたなー!!って思った。上がっている動画だと配慮でモザイクかかっていたりするので、こればっかりは現地行ってこそ楽しめる、ショーの醍醐味をより要素を今回やってくれたなーって思いました。
なかなかゲストを壇上に上げるのもリスキーではある(パレードもパレードルートに入れたりと)と思うのでこの規模だからこそできるのかなーと思った。

あと個人的にはドンキホーテの曲のところでトロヴァールが闘牛を連れてきて、闘牛士の歌を歌い、トロヴァールが闘牛の道具をステージ隅に置いたあと、スッと他の演者の間に入り込み踊りに合流するところがめちゃくちゃかっこいいんですよね…ステージ全体の構成でみたときに違和感なく合流するところがすごく気持ちいいというか。。。


2日目、結構な雨でパレードやらないかなーと思ったら通りのところでパレードの衣装でグリーティングできることを知った。キャングリどころか普通に写真撮ってOKな雰囲気でむしろ普段だとパレードの衣装で写真撮れないからむしろ豪華では??????って思ってしまった。
演者の人とも写真が撮れるので演者好きの人からしたらかつてないチャンスだし。


ちなみに今回はホテル志摩スペイン村に泊まったのと、トロヴァールの誕生日近くであったのでトロヴァールのモクテルを頼んだ。最高。

観た映画とか

羅小黒戦記2

観ましたー。メジャーデビューする初期字幕版のころから推していた作品だったのでまた続編を映画館で観られるのはありがたい。。。
序盤のシャオヘイとムゲンが修行するシーンのあとにタイトルが出るのですが、その時点で「いい映画だったなー!!」と思ってしまうような映画だった。

今回もバトルシーンの描写が良くて刹那的な部分を見せるのがうまいし、背景の細かすぎない感じとか、何よりもモブキャラの一人ひとりに個性がある感じが最高だなあ。。。って思ってしまった。
ずっとシリアスなことやっているかなと思ったら急にコメディに振り切ったりと日本とは異なるハンドルの振り切り方というのがあったりと久しぶりにシャオヘイのノリを映画館で感じられて良かった。
今作はムゲンの弟子の鹿野(ルーイエ)がメインとして出てくるのですが、見るたびに鹿野が実質主人公の映画や…と思って2、3回目にして涙出てしまった。基本的にこの映画の人物がしごできなので何か明確な失敗をするという転ではなく、自然な感じでシャオヘイと一時離脱するのでそのあたりの無理やりさがないのもいいよね…ってなる。

トリツカレ男

ヴィジュアル的にどうなんだーと思ったけどその違和感をぶち壊してくれるような映画でした。
言語や探偵ごっこや走ることなど、一時的になにかに取り憑かれた男が女性に取り憑かれる話。最初は主人公が直接対話せず、ヒロインの悩みを解決しようと裏で悩みを取り払おうとする話だが、映画版だとところん振り切ったキャラデザや、背景美術や色の使い方があまりにも独特すぎて、あまり万人受けしなさそうな設定ではあるものの、後半からヒロインの想い人である先生との関わりが話を面白くさせるし、さりげないところに伏線があったりと中盤になったら当初抱いていた違和感というのがどうでも良くなってくるような内容で、映画館で見れて良かった…という内容だった。個人的には今年みた国内アニメだと1位かもしれない。
上映館数が早くも減ってきたりと、色々と厳しい状況ではあるものの口コミでじわじわ観る人がいるらしいのでなんとかして頑張ってほしい。。。

果てしなきスカーレット

細田守作品。色々と前作で突っ込まれていたりと、ネットの感想見る前に観てしまおうというのがかなり強かった(あまり毒されたくないので)
感想としては細田守作品にしてはかなり奇作であるなーーーっていうので、大まかなストーリーとしてはある程度予測できるような大人しい感じではあるなーと思ってしまった。
スカーレットという16世紀デンマークの王女と現代人のヒジリという看護師が死者の国で出会い、スカーレットが父親の敵討ちをしようとする話で、ヒジリの現代的な価値観がスカーレットに作用していく話で、おおよそは予想できるであろう内容ではあった。
個人的にはヒジリを通して、ヒジリらしき人とスカーレットらしき人が渋谷で踊るシーンをスカーレットが観て、「自分が別の生き方としていたら」という部分を思い描くところは素直に良かった。
違和感で感じるのが硬派なスカーレットがヒジリとの別れを前に急にヒジリに対しての想いをぶちまけるところでそれまでの過程がどこにあったのかという部分が読み取りづらかったのはあった

ちなみに今作は細田守作品あるあるのショタキャラや動物キャラが一切いないので、あれ????という気分にはなった。
映画観たあとにXのほうではおもちゃにされているような感じで、観たあとにあれこれ思うのは仕方ないにしろ、あまり見たくないタイプの集団心理が渦巻いている感じがしてそういうの見る前にみといて色々な意味で良かったと思えた。