【感想】アングリーバード2を観た【ネタバレ有り】

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待ってました


待ってましたアングリーバード2。数年前から続編やるよと言われたものの、日本ではやらないかも…といった感情しか沸かなかったのですが、とうとうこの日が来ました。
前作とは異なって、ユナイテッドシネマ系列限定ではあるけれども、それでも劇場でやっていただいたことに感謝します。ユナイテッドシネマ系列だとどうしても限界がでてしまうから、デジタル配信も同日スタートというありがたさもあるなあって。
ちなみに前作はNetflixとかで配信されているから前作履修した上だといいかもしれない。

感想

ストーリー

・続編だからこそできるテーマ(1でヒーロー扱いされたレッドが賞賛されなくなるんじゃないかという恐怖)がうまく書かれていたし、チャックの妹の存在がレッド自身のアイデンティティを揺るがす存在になっていくときの心情がビンビンに伝わってきた
・レッド自身、過去の一人ぼっちだったことを引き金に、再び一人ぼっちになるんじゃないかという心情と、現状を維持したいところの心情がすごく伝わってきた。
・男女間であるある?な、女性のほうが優位に立たれることを恐れる男性みたいな構図が出てきてヒエッってなった。なんというかこれキッズが観る映画ですか?って思った
・Frenemy(Frend+Enemy)という通り、トリとブタが手を合わせるというテーマが全体を通して伝わってきたなあ…って。単純にレッドとレオナルド率いるブタ達が共に行動するんじゃなくて、メインストーリーとは別に動いている、ベイビーバード達の冒険が後半になって大きな解決要因になるシーンで感動したわぁ…。ベイビーバードが道中で出会った同世代くらいのブタと協力するシーンで涙出そうになった。
・コメディシーン多めでシモネタも多い中で、予想以上に心的にウッとなるテーマを持ってきたなあって思った。観に来たキッズはストーリー上の出来事をなぞるだけだろうけど、大人は登場人物の関係性や心情に注目しそうという意味で、侮ってはいけない映画だなあと感じた。

演出とか

・シモネタは健在で、トイレでICカードを撮ろうとするシーンは好き。
・なんというかソニピクやワーナーあるあるで、いきなりダンスバトルが始まるのは、ディズニーやドリワに無い面白さだよなあと思った。なんでここで敵が踊るのというくらい、重くない気持ちで観られる映画だなあと思った。
・マイティイーグルの過去が色々衝撃的だった。90年代ファッションでティーンを謳歌していたのは、ある意味本国の大人からしたらノスタルジーな風景になるのかなあって思った。
・個人的にビビったのが、ベイビーバードがヘビをシメてヘビの皮を身につけるシーンが衝撃的だった。ベイビーバード自身も「ブラックな展開ね」って代弁するシーンも好き。あまりにもこれ動物虐待すぎて、よくこれ本国で上映したなあって思ったけど後にヘビ自身は死んでないから安心した。

そのた

・最近はトイストーリー4、アナ雪2、ヒクドラと全体的に清い映画しか観てなかった分、久しぶりにイカれつつも、ストーリーはしっかりしている映画を観られたなあって思った。なんというか清い系が精進料理だとしたらアングリーバード2はラーメン二郎みたいな、そんな映画でした。でもどちらも美味しいみたいな。