【感想】カンフー・パンダ龍の戦士たちを観た

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カンフー・パンダ龍の戦士たちを観た

カンフー・パンダ龍の戦士たちを観ました。ネトフリで配信されたカンフー・パンダの新しいテレビシリーズです。
全11話で、なんとか配信3~4日で履修できました。
この手のTVシリーズによくある、次回がきになる形で話が終わるので、イッキ見に向いている作品だなと感じました。
あ、ネタバレありです。


Twitterでも1話ずつつぶやいていました。ネタバレに躊躇すると一生呟けなくなると思って構わず呟きましたわ

感想

全般

全般的に、ポーが龍の戦士の称号を剥奪され、イングランドから来た騎士、ブレードと一緒にイタチに奪われたガントレットの奪還を目指すストーリーが描かれます。ブレードの過去や目的や敵であるイタチ側のバックグラウンドが見えたりと、徐々に謎が明らかになりながら物語が展開していくので飽きのない感じで視聴ができました。
ただ、少目標が転々としたりという意味では、かなり寄り道が多く、初見では結構整理がし辛いかもといった印象もあったり。

ストーリー

序盤は新しい設定や人物の目的がはっきりせず、困惑するものの、終盤になって明かされる設定や謎が明らかになり、第2シーズンを匂わせる展開で終わりました。
シーズン1では、ブレードの出会いからガントレットを奪還するパーティの結成という一つのプロローグを見せられた感じはあります。

騎士を名乗っていたブレードが実は命令できたわけでなく、騎士の称号を名乗っていた一方で、ポー自身は龍の戦士の称号を剥奪されたという、対象的なコンビがダブル主人公となって敵の目的を阻止するという感じは見えてきましたが、お互いが良きコンビとして活躍する様は劇中でも少しある感じなので、第2シーズン以降に戦闘シーンがどう映えるかについては期待したいなと思いました。
あと、トレジャーハンターのルクミニとピンさんという凸凹な組み合わせで海外に飛び立とうとするところは今後の展開に期待したいなと思いました。

11話かけてプロローグを見せられたという意味では長すぎるかなと思いますが、道中のやり取りとか演出含めては飽きの来ない要素が盛り込まれてるので、未見の方に観てもらいたいなと思ってしまう。

アクション

おなじみのポーのカンフーから、ブレードの剣をつかったアクション、新規敵キャラのワニやトカゲによるしっぽをつかったアクションなど、種族や武器の幅が広がって、今までのカンフー・パンダシリーズになかったアクション要素を観られるという意味では目で楽しめた感じです。
11話でソリでカーチェイスを行うシーンとかも見どころかもしれない。

カンフー・パンダならではの要素とか

イングランドで魔法使いをやっていたヴェルーカの過去回があったり、ポーが龍の戦士となってウーグウェイ導師の教えを元に道を切り開いたりするところは、過去シリーズの教訓が活かされている印象がしてオタク的なテンションがああがりました。

新規キャラとか

前述した敵キャラであるワニやトカゲキャラのアクション含めて目新しさを感じたり、トレジャーハンターであるサルで偏屈ババアなルクミニと、これまでのシリーズになかったタイプのキャラがポーと絡むことで、新たな可能性を見せてくれるのかなと思ったり。
個人的にトカゲのウェイミンがよく敵として絡んでくるけど憎めないキャラとして一番かわいかった。仲間になってくれ、ウェイミン

新規設定とか

パンゲア大陸を分断したのが4人のマスター(カンフーマスターではないっぽい)で、各武器が世界に散らばっているという点はどことなく古のRPG感がしてテンション上がるが、その設定だと、中国起源な世界観になっていない…?なツッコミが生まれてしまう。
設定については色々ツッコミどころあるけど、そのあたりは適度に突っ込んでやっていきたいところある。

4話を見返したら黄色いリングはジャングル、兜は海の中に沈んだので、第2シーズンは順番的にジャングルに行くのかなと思ったり。

その他

  • エンペラーの存在が矮小なところがある。人によってはイライラの要因になってそう
  • ポーがウェイミンを武器に敵をボコボコにしてたのは非道と思いつつ笑ってしまう。サイボーグクロちゃんかな?
  • 運命の拳のモデリングを使いまわしているのか、運命の拳で出てきた人形がでてきたり、モブ住人が基本運命の拳のモデルだったりする。

おまけ

ウェイミンかわいいね。。

カンフーパンダのポジショニングマップをつくってみた。
正直、カンフーパンダ自体が邪道なコンテンツ(というかドリワ自体が)だと思っているけど、カンフーパンダ無印を軸に分布するとこんな感じかなあと思って作ってた。