松本とか甲府に行った(3日目)

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3日目

1日目:松本とか甲府に行った(1日目)
2日目:松本とか甲府に行った(2日目)
3日目です。おまたせしました。年内迄に4日目まで書けたらいいな!!

小淵沢へ


3日目は松本から特急あずさで南下し、小淵沢へ。この日は清々しい晴れで、窓から見える景色も澄んでいてつい写真撮っていました。あずさの車内も混雑していなかったので、快適でした。
あとうまいやさんとお話しながらでしたので、移動の時間も充実してました。


小淵沢に到着。初めて訪れましたけど、ローカル感溢れて新鮮な気持ちでした。駅舎もログハウス感ある感じで開放感もあった印象。

小淵沢駅に展望スポットもあるので、自作のクマトリアクキーと共に写真撮りました。オタクあるある。太陽光で後ろが透けてしまうけどまあいいか。
旅行するまでは自宅で仕事してばっかだったので、久しぶりに山々に囲まれて澄んだ空気を感じられて大変リフレッシュできました。

薮内正幸美術館はいいぞ


この日の最大の目的は薮内正幸美術館でした。
薮内正幸美術館の存在は、夏ぐらいにガンバの冒険展で薮内正幸美術館の紹介をされていたことがキッカケでした。山梨の奥にあるため、行こうにもハードルが高く、いつか行けたらなあと思っていましたが、思ったより早く行けてしまった。小淵沢駅からタクシーで10~15分程度で2400円位だったので、金額的に誰かと割り勘で行くと良いかもしれないなあと思いました。あと駅前でレンタカーも借りるという手段も良いかもしれない。道も人がいなくて運転するには最高の環境だったかもしれない。

「鷲・鷹・梟」展

「鷲・鷹・梟」展はコロナの影響で会期延長された中で運良く鑑賞できた企画でしたが、薮内正幸氏の原画を間近でかつうまいやさんと自分以外人のいない状態で作品が鑑賞できたので、最高でした!!!
ワシとか鷹の模様の一つ一つがペンで細かく再現されていて、薮内正幸氏の緻密な描画を間近に鑑賞できたのは感動的でした!
作品の展示室自体はそこまで大きくないけど、作品の一つ一つが細かいため、うまいやさんと一つ一つ凄い凄い言いながら鑑賞してましたw
薮内正幸氏の描かれる生き生きとした鳥の動きだとか細かさに感動してました。カラーの絵からペン画まで様々な種類の作品を鑑賞できて満足でした。
あと薮内正幸氏の15、16歳位のスケッチもクオリティが高く、手書きのノートに細かい鳥の特徴を書き留めていたりと、薮内正幸氏の鳥に対する情熱が感じられてただただ尊敬でしかないなあと感じました。
仕事の付き合いで送った年賀状にもデフォルメしたイラストが描かれていて、ここでないと観られない作品が展示されていて終始感動してましたわぁ。
展示室の隅に薮内正幸氏の仕事場を再現したデスクや、資料で持っていた本がありましたが、国内外の鳥の本や、様々な種類の画材だったり、海外から入手したであろう海外の鳥グッズであったり、鳥ガチ勢なものを感じられました。
展示室内は撮影禁止でしたが、薮内正幸氏の鳥に対する情熱を感じられて、大変満足行く内容でした。来年度にまた違った内容の企画をやるみたいなので、楽しみにしてますというか絶対に行きたいです。はい。

グッズとか


グッズも大変充実したもので色々買ってしまった。
個人的に、かさばらず、実用的なものがほしかったので、ポスカとかスケブを中心に購入。
ポスカも、ペン画からカラー絵、鉛筆画に色をつけた感じのを中心に購入。美術展外だと基本的にカラー絵を見る機会が多い(サントリーに使われている絵とか)のかなと思ったので、美術館でしか観られないような絵を中心に購入しました。
あとスケブとかクロッキー帳も絵描き的には嬉しい。
薮内正幸氏の絵が載ったサントリーの新聞広告もA3かA2サイズで売っているから充実度がすごいなあと思ったり。あとグッズを売っているスペースに薮内正幸美術館を紹介する地元紙の切り抜きがあったりしたので、うまいやさんの買い物が終わるまで読んでたりしました。



あと許可をいただいて、鳥が実物大に描かれたサントリーのポスター(1982年位に使われたっぽい)を撮りました。ポスターも成人男性並の大きさだったり、今じゃ考えられないような規格外の大きさのポスターを見れたりで満足でした。薮内正幸氏のクオリティ高いイラストが大きいサイズのポスターで使われていた時代があったんだなあと考えてました。

お昼休憩

美術館を離れ、タクシーを呼び、小淵沢駅へ。

小淵沢駅近くの食堂でお昼。シンプルで美味しかったです。時間に余裕持ちながら休憩できてよかったです。なんせ美術館で結構立ちっぱなしだったので思ったよりエネルギー持っていかれているのよね。
食堂の注意書きに食事の提供に時間かかるから急ぐときは早めに言ってくれな旨が書いてあって、過去にトラブルあったんだろうなあと感じてしまった。
ちなみにここでもクマトリのアクキーを持ち出すオタクよ。

駅にあるお土産屋で買った桔梗信玄餅クレープをいただく。背景のローカル線と合わせて撮ると旅行に来ました感あるので好きでよく使います。
ちなみにフォロワーにこの写真を送ったら小淵沢駅?と特定された。怖い。

平山郁夫シルクロード美術館へ




午後は平山郁夫シルクロード美術館へ出発。
小淵沢駅から一駅(といっても距離がある)の甲斐小泉駅へ。
小淵沢駅よりもローカル感ある場所で駅周辺ものどかでした。

駅チカで近代的で目立つのが平山郁夫シルクロード美術館。平山郁夫氏の名前は高校生ぐらいのときに聞いたなあぐらいの知識だったけど、中の展示物はアジア美術やイスラーム美術だったり、平山郁夫氏が描いたシルクロードの絵が印象的でした。
個人的に、平山郁夫氏が30代位のときに海外に6ヶ月位ヨーロッパを旅していた旅行記を巻物に描かれていたのが印象的でした。個人的な感情レベルだと、半年も旅していたというのがなんと羨ましいなあと感じてたり。ローマかで1日中スケッチした日のことを記録していたり、サウナかに入ったら屈強な男性がいたりと、こと細やかに旅の出来事が緻密に書かれていて、時代が違えど旅の記録を読んだりするのは良いなあと感じたり。
年代的に1930年代での海外渡航の話だったから、今よりも(今はコロナの影響で例外ですが)海外旅行が自由化されていなかった時代での話だから、事前に情報収集もできない中で海外旅行行ったりするのは相当タフじゃないとできないよなあと感じてました。自分はスマホ持って当たり前の時代に海外に行ってた身であるから、旅行記観ながら、情報や利便性が無い中での海外旅行はどういうものなんだろうと感じたりしていました。
にしても半年ヨーロッパ行けるのは素晴らしい。自分も無駄に海外の年でスケッチして1日潰してみたいです。

解散→甲府へ


また、小淵沢駅に戻って展望台から夕方の写真をパシャリ。
空気は冷え込んでいましたが、山の陰から夕日がちょうどいい具合に光が漏れていて昼とは異なる印象を持ちました。

うまいやさんと小淵沢駅で解散し、その後は中央線に乗って甲府駅へ。道中の中央線で一時間ぐらいかかりましたが、地元の高校生がグループで移動してたりと、なかなかローカル感を感じられる味わい深い移動でした。

甲府駅近くの食堂でほうとういえーしました。ラストオーダー間際なタイミングで入ってしまったから、食事が提供されてから店員が片付けムードに入っていたりと、心理的に急いで食べなきゃ感がすごかったです。急いで食べようにも、ほうとうが熱いのと、量が多いので、なかなか完食が大変でした。にしても美味しかったです。ご飯も秋の味覚を感じられるような混ぜご飯で美味しかった。

ホテルは、甲府駅近くの塩天然温泉 城のホテル甲府へ宿泊。Gotoトラベルの影響で比較的安く、朝食付きで泊まれました。今年オープンしたため、施設も新しくて良かったです。
屋上に大浴場があり、大浴場の混雑具合を部屋のモニターから確認できたので、コロナの影響で混雑具合を気にしないといけない時節柄、大変ありがたかったです。
あと、アメニティやコーヒーもロビーから持っていくスタイルだったので、快適に過ごせました。

屋上から甲府を見渡せたりと、色々充実できました。移動や鑑賞の疲れもあって、割とすぐに寝てしまった。4日目に続きます!(4日目は大したことないです)