始まり
2022/11/25~11/26に志摩スペイン村に行きました。
前から行ってみたいと思っていたものの、東京から公共交通機関使って行く手段が限られる&分かりづらいので計画してから実行するまでに時間かかりました。
なんとなく風のうわさでスペイン村気になるな~と思っていたところ、フォロワーのmozuさんと行こうぜという話になり、11月後半に決行しました。
夜行バス
東京から直で行こうとなると新幹線(名古屋経由で近鉄線)か夜行バス+近鉄線で鵜方駅まで行って路線バスで志摩スペイン村に行くという非常に手段が限られ(夜行バスも本数が限られる)朝から志摩スペイン村で遊ぶ!!!ということだと夜行バスが最適かなと思いました。
新幹線は4~5時間かかるのでつく頃には昼になっていると思います。
新宿バスタから21:50発のバスに乗車。3列シートなのはありがたかったが、カーテンが左右どちらかしかなく、中央の席は常にさらされている状態なのと、コロナ対策でブランケットの貸出がなかったのが難点だった。
途中、トイレ休憩で足柄SAで休憩したがそれ以降の休憩は乗務員のみの休憩時間なのか降りられるのか降りられないのかよくわからなかった。
念のためにジャケットを毛布代わりにして2~3時間は寝れたと思っている。
志摩磯部駅→ホテル志摩スペイン村
8時頃、磯辺バスセンターへ到着。洋風な外観が趣ありますわね。
ちなみに降りたのは自分と同行者のみだった。一人か二人くらいは降りるかと思ったら
近くのファミマで肉まんとコーヒーを買って志摩磯部駅へ。
昔は志摩磯部駅からバスが出ていたということもあってか洋風な外観ではあるが、外壁がくすんでいたり駅の一部が閉鎖されていたりと、広さの割に寂しさのある駅舎でした。
個人的にはこういった時代から取り残された駅舎は非常に味わい深いので、近場では味わえないようなかつての遺産を巡り歩くような気分で駅舎を眺めることができました。
志摩磯部駅外観。デザインに力が入っている一方で建物の汚れが激しい。
高い天井にステンドグラスがデザインされていたりと趣がある一方で今の時代だとこういったデザインは建てられないんだろうなあと考えてしまう。
せっかくなので特急で鵜方駅へ。おそらくビスタカーに乗ったところ、二階建て車両でかつ車両に入ったところこにチョッキーのぬいぐるみが。
近鉄線の特急に乗ったのも人生初だったので色々と刺激的だったし、特急料金が520円なのでちょっとお金出してこういった体験もありですね。
おそらく同じく志摩スペイン村に行くご家族がグループ席に乗っていたりと、このあたりから同じ目的のグループに出会う。名古屋とか関西圏の人は電車乗ってれば着くのちょっとうらやましいなと思ってしまう。
5分ほどの乗車ではあったが、鵜方駅へ到着。ちょっとレトロなスタチューがいいね。
駅降りて路線バスでホテル志摩スペイン村まで。このあたりにくるとわかり手のグループがバス停に並んでいるので迷うことはない。ちなみに近鉄線もそうですがバスもSuicaが使えるのはありがたい。
バスに流れるとパルケエスパーニャのテーマソングが流れる仕様に。確か普通に声出して喜んでしまったので一瞬でお上りさんとわかってしまう。
ホテル志摩スペイン村へ到着。こちらは外観も内装もきれいでよかった。チェックインを済まして宿泊者用のロッカーに荷物を預けインパ。
ちょうどこのあたりで9時半あたりだったので開園のタイミングだった。
パルケエスパーニャへ
ワールドバザール的なアーケード。お土産屋とかグリーティングやってたりする。
外観の再現度が素晴らしい。ちょうどクリスマスシーズンなのでリースの存在も華やかにさせる。
アイアンブル(ジェットコースター)の外観だけどそれを思わせないような外観が好き
ホテル宿泊者用のゲートからインパ。全体図を把握していない状態でのインパだったので手探りしながらウロウロしていた。
土産屋でパルケエスパーニャのお土産を探ってみたけど、お菓子のパッケージのイラストが充実したりと色々と見どころが多すぎた。
後で迷わないためにも気になるお土産は目星つけたほうが良いかもしれない。
チュロス
まずは噂のチュロスを食べてみる。ディズニーランドでいえばグレートアメリカン・ワッフルカンパニーを思わせるような落ちついた内装のレストランでチョコレートチュロスを食べてみたけど、チョコの甘味とチュロスのサクッとした感じが口の中に広がるあたりがTastyだった。
開園して間もないというのもあるけどレストランの席も空いていたりですぐにオーダーできるのも助かる。
カンブロン劇場
パスケエスパーニャのみで観ることのできる志摩スペイン村のキャラクターのアニメを鑑賞。劇場の外観がデカい。ちなみに遅れて入場ができないのでそのあたりは注意が必要だと思った。
至近距離だと大画面すぎて把握できない4:3のスクリーンで『ドンキホーテ夢見る騎士』を鑑賞。
ここでトロヴァールの声優が銀河万丈さんだと初めて知る。アニメーション自体はどことなく90年代初期を思わせるような作りで、志摩スペイン村のキャラの性格やイメージを手っ取り早く知る手段の一つかなあと感じた。
どことなく懐かしいテイストのアニメーションを観たあたりから自分の中の志摩スペイン村観が変わってきます。
オーブンインク体験
キャラクタールーム宿泊者特典で手作り体験を選んだのでスケジュール的に空きのある11時台にオーブンインク体験を実施。
結果的に1時間半くらいはかかったので時間に余裕があったときにやるのがいいかもしれない(初インパでやる体験ではなかったかもだけど楽しかった)
できたのはこれ。自分の作りが雑だったのでちょっと欠けているけど、師弟コンビを横並びして互いの誕生花を配置するというデザインに。というのも前段で観たアニメーションの影響でトロヴァールとチョッキ-が一緒に出てきて、そういえばコイツラって師弟コンビだったよなぁ・・・みたいなところから感情がふつふつと湧いてきた。
ちなみにドン・キホーテとサンチョも裏側に配置しています。
サンタクルス通り
オーブンインク体験をしたショップがあるサンタクルス通りはいわゆるインスタ映えな箇所が色々あって素敵だったけど時間の都合上、あまり回れなかったのが反省点。
サンタクルス通り入ってすぐの花畑。ここから遠くに見えるため、このあたりにきて三重の奥地にいるんだなあと実感するスポットの一つ。
メインとなる通り。タイミングがあえば人がいない景色も撮りやすい。
いくつか建物が開放されており、自由に入れたりする。資料にもよさげなのでもっと撮っておけばよかった!!
教会。公式サイト観ても特に解説がないけど結婚式のときに使ったりするのかな。
キャラクター館
アニメーションのセル画とかキャラクターの過去の衣装をまとめたコーナー。
個人的に前から行きたかったところの施設の1つ。
先程記載した『ドンキホーテ夢見る騎士』のセル画。当たり前だけど背景含めて手描きの良さがビンビンに来る。トロヴァールのデザインもアニメ特有の絵柄してて狂いますね。
このあたりから自覚するけどパルケの衣装がイベントなどを通して変化していっているのがわかる。ディズニーでもここ最近の衣装デザインは注目していたりとしたけど、同じキャラでもイベントや年代によって衣装のデザインが異なるのでそれらの違いを吟味する楽しさを知ることになる。
他にも各キャラクターの像が展示されていたりと絵を描く人にとっては嬉しいスポットかもしれない。
ドンキホーテ冒険の旅
ここでようやくアトラクションらしいアトラクに1つ乗ることになる。
ぶら下がり系のライドでテーマパークらしい立体物の動きとかを演出を観られる。待ち時間10分くらいだったけど初見だったのもあってか全体像を把握しづらかったのはあった。
コロンブス広場~エンバシーホール
コロンブス広場周辺のガリオン船。このあたりもクローズされたアトラクがあるみたいだったけど時間の都合上、スルーしてしまった。
雰囲気変わってエスカレーターで元の場所へ。サンタクルス通りから徐々に坂を下っていたのでパルケ自体がかなり高低差のある場所なんだなあということに気付かされる。
エンバシーホール。公式サイト曰くイベントホールとのことだけど、暫くは使ってなさそうな雰囲気で、スペイン各州を紹介したバナーが飾られているのみ。
ただ、自分自身がスペインに対する知見がないため、スペインのみにフォーカスした地図自体が新鮮であったり、各州の紹介も知らないことばかり(といっても時間の都合上あまり読めなかった)ので、休憩兼知見を深めるにはちょうどいい場所なのかなと感じたり。
ハビエル城博物館
時間的には夕方に訪れたけど、外観は城でありながら中身はスペインの歴史を紹介する施設。内装も含めて出来が素晴らしいのと、東大の教授が監修していたりと、手間がかかっている様子だった。
城の内装だったり、博物館的なミニチュアでの展示だったり、昔のスペインのキッチンや職人や踊り子の衣装だったりとスペインのあらゆるものを紹介していた。
ちなみに博物館らしく、映像を流す部屋もあり、数人鑑賞していたりとやろうと思えばここの施設で1日つぶせるくらいの情報量だったと思う。
子供向けのアトラクをあつめたピエロ・ザ・サーカス内の一部。
ここでスパニッシュパフォーマンスを鑑賞。ちなみにここで出てきたジャグラーは後に2度くらい観ることになる。
キャラクターミュージカル
パティオ デル カント~ダルシネアの秘密の花園~を鑑賞。ちなみに鑑賞場所の名前がコロシアムでスポンサーが保険会社なのが笑える。
なんとなくぼやっとしていたパルケの各キャラのイメージがキャラクターショー通してハッキリしてきたのと、セリフを話す声優と歌唱パートの声優が異なるためかちょっと混乱はするけどサンチョの歌唱パートの声が想像以上にイケボだったのと、歌詞内容が個人的にぶっ刺さった。
ストーリーとしては各月の誕生花を紹介しつつ歌を歌うという内容であるが、1~4月はスルー気味なのか悲しいね。自分は11月でトロヴァールと同じ誕生月で運命感じました。
ダンサーについても舞浜を思わせるようなキビキビさを出してくれるので(友人の話曰く、舞浜出身のダンサーが来ることも?)クオリティ的に非常に満足だったのと、各キャラクターの造形がそれぞれバラバラなので、動きの俊敏さに差異が出るのも見どころかもしれない。
サンチョはトロいイメージあったけどメッチャ動くやん。
昼食
15時ごろ、遅めの昼食。実を言うと、17時にディナーが控えているため、あまり入れすぎないようにしていた。
キャラクターを指定してラテを作ってくれるとのことなので、トロヴァールを指定。あと芋のパンも追加。
mozuさんのほうで指定されたサンチョと撮影。ラテの甘さがつかれた体にしみる。
カフェ「ミ カサ」というところで食事兼休憩したけ家庭的な雰囲気なところで非常に落ち着けた。ちなみに水もいただけるのでありがたい。
アトラクとか
スチームコースターアイアンブル
室内コースター。公式サイトにストーリーが載っているので読んだ上でアトラクに挑むといいかもしれない。
アトラク的にはそこまで驚異ではないのと、スペースマウンテンほど暗くはない印象。ただスチームパンク風なデザインがかなりそそられる。
ちなみに2017年にスチームパンクモチーフなアトラクにリニューアルし、その時のパルケのキャラの衣装もスチームパンクな衣装なのですが、トロヴァールが股間に革状のハーネスをまとってて絶妙にエロスを感じてしまう。その下に当てているズボンも薄そうな素材しているのでエロい。
グランモンセラー
ぱっと見ビッグサンダーマウンテンを思わせるアトラク。ただ速度がかなりエグいのと、かかるGが凄まじいので思ったよりも強烈だった。
スウィングサンタマリア
いわゆるバイキング。閉園直前に乗れた。傾斜が高くになるにつれて手を離すのが若干怖いので見た目よりも迫力はある。
一旦区切り
一旦ここで区切って宿泊~2日目編で締めたいと思います。
1日目はオーブンインク体験で1時間半近く取られたこともあって、思ったよりもやろうとしたことができなかったので2日目に持ち越しという形に。
ちなみにこの日は小雨&風の調子がよろしくないのかピレネーが運休でもあったので乗れるチャンスが少なかった。
初見でパルケエスパーニャに訪問したときの感想は、思ったよりも広く、どことなくディズニーシーのように放射状になっていないため、パークの端から端に行くのがかなり時間がかかる(かつ高低差もある)ことを思い知らされました。
恐らく開園当初から残っているイラストなどかつてのパルケが遺したものも探る楽しみがあるかもしれない。
一方でメインとなる広場の装飾の再現性は素晴らしく、欲をいえばもっと観察もしたいし、中のショップなどもスペインやイタリアの皿を販売していたりなど、スペインというテーマを継承している姿勢は素晴らしいなと感じました。
2日目記載した後に更に色々思うこと書こうかなと思うので続きを楽しみにしていただけたらと思います!